岐阜市の新庁舎は5月6日に開庁します。
本庁舎から距離的には近くても引っ越し作業は大変です。本庁舎にはモニュメントは4つありますが全て新庁舎に移されます。@ 岐阜市民憲章 A 中核市移行記念碑 B 平和都市宣言モニュメント C マルゾッコ像です。それぞれ岐阜市の貴重な軌跡です。
今月11日には平和都市宣言モニュメントを新庁舎北東、庭園内への移設がクレーンを使って慎重に行われました。
岐阜市は1988年7月1日の市制百年記念式典で「平和都市宣言」を行い、この「平和都市宣言モニュメント」の序幕を行いました。
この平和都市宣言はこの年の3月議会で議員提出議案として決議されています。モニュメントはステンレス製で高さ約2m幅1・4m。
岐阜市在住の彫刻家衣笠文彦さんが「平和を達成しようとする強い願い」をイメージして制作されました。
衣笠さんは移転にあわせて作品を特殊な研磨剤で注意深く2週間かけて慎重に磨き上げられました。
33年ぶりの作品への作業に胸が弾んだと話されました。ご自身の分身のように思われていsらっしゃるのでしょう。ぴかぴかの担ったモニュメントに作業されている方からも「おー!」という感動の声が上がっていました。
衣笠さんは今後も定期的に手入れができるよう行政にも配慮して頂きたい。そして多くの方に親しんで頂きたいと話していました。メディコスと道路を挟んでのわかりやすい場所に設置されています。