ひとり親の人たち同士、気軽に集える場所にと「シングルマザーのホッとサロン」が岐阜市八代のNPO法人・仕事工房ポポロで毎月(原則)第一日曜日に開かれています。声掛けを頂き私も参加しています。
岐阜市だけでなく近郊の市町からの参加やシングルファザーの参加もあります。おひとりお一人の抱える問題の深刻さや、逞しさ、行政の子育て支援情報が行き渡っていないこと、行政への働きかけが必要なことなど毎回知ることが多いです。少しでも問題解決ができないかと一緒に活動しています。
そんな中、NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」理事長の赤石千衣子さんの講演会がこのホッとサロンの主催で2月17日(土)ぎふメディアコスモスで開かれました。
30年以上シングルマザーと共に市民活動してらした赤石さんはその経験からシングルマザーになると子どもが不幸になるのでは…、世間はどう見るのか…など、多くの人が陥る悩みについて孤独感をエスカレートさせないようにと当事者の方に寄り添う形で話を進められました。
また行政が進める就労支援はメニューが少なく、就職に中々繋がってない点や、別れた夫と子どもの面会交流のあり方、養育費のこと、児童扶養手当の説明など自立するための方策を多岐にわたって話されました。
会場からは中学校の制服をリサイクルして低価格で販売するリサイクルショップを近近開きたいと話す当事者の方もいらして助け合いの心から起業にチャレンジするこういったことが広がっていくといいのにと思いました。