2013年12月03日
岐阜市議会の質疑、一般質問を傍聴@
先月22日に開会した岐阜市議会、きょうから4日間、質問戦が行われます。
きょうは複数の議員が来年4月に開設される「岐阜市こども・若者総合支援センター」について質問しました。
ゼロ歳児から成人直前の若者の他、保護者や教師まで含んだ相談、支援にあたると繰り返し市長や行政部長から答弁がありました。
しかし職員数も示されず、また多くの組織が関わる中、連携がどのようにされていくのか具体的な説明がなく、疑問が残りました。
一人一人が大事にされ、その子の居場所ができること。言葉では簡単でも実際には、相談に当たる人の人間性、知識、体験等が試される場面の連続でたやすいことではないと思います。
私もこのセンターの目的としていることが進むよう、何ができるか考えていきたい。
このためもあって、岐阜大学地域科学部助教の南出吉祥氏が代表、ぎふNPOセンターが事務局で進められている「子ども・若者支援ネット岐阜」の月1回の定例会に半年ほど前から参加させて頂いています。
ひきこもりや障がいなど、社会的な生きずらさを抱えた子ども・若者の支援に携わっているNPOや民間、行政窓口の人々など、幅広い現場の方たちが仕事を終えた夜、かけつけて下さる。
その方達のかかえる悩みを伺う中で、まだまだ一般的には理解されていないことが多いことを感じます。
先回の会では重度障がいの方の美容をされた美容師が参加され、もっと障がいのことを美容師としても知っていかねばいけないと思い、福祉の勉強を始めたと自己紹介されました。
「美容」という分野と福祉、大事な視点と気付かされました。
毎回、出席者の方達から教えられることばかりです。
そんな方達の体験も生かされるようなことも含め、子ども・若者支援への広がりの大事な拠点に「岐阜市こども・若者総合支援センター」がなるよう期待したいです。
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