もうあす1日で終わってしまいますが、佐分利典彦さんの作品(絵画、立体)が岐阜市大門町の上宮寺で展示、公開されています。
大きなイチョウの木に人が集まるように、この上宮寺ではこれまでもさまざまな企画が行われてきました。
いつもやさしく迎えてくれる空間で、大好きです。
今回は、本殿、座敷の間、廊下、庭、あらゆる空間にのびのびと作品が配置されています。
自然と一体化した自由な、広がりのある作品です。
何か、子ども時代のころげまわりたい感情がそのまま作品になっているようなエネルギーを感じました。
佐分利さんのお話の中から、福島の被災地へ行った思いが原動力になっていることを受け止めました。
きょうは谷汲村で子ども達と植えた稲のわらを束ねて筆を作り、長さ30mにも及ぶ広い紙に、子ども達が絵を描くというダイナミックな試みがされていました。
私が行った時はあいにく昼食タイムと重なり、子ども画家たちは一休み、作品の横でおいしそうに食を進めていました。
完成したのを明日また、観に行きたいのですが、あすは岐阜県交響楽団の創立60周年記念公演、マーラーの「復活」に合唱隊として参加しますので、(今夜、最終練習を終えて今、ブログに向かっています)時間的には無理かなと思います。
きょうはアートに、音楽に、心が揺さぶられ、うれしく、一人満足しています。
上宮寺のアートフォーラムは明日、10日、AM10:00〜17:00までです。