2013年10月12日

福島からの避難移住者と共に

2年半が過ぎた福島原発後の現地と、福島から岐阜市へ移住された方々の現状を知ろうと、岐阜市矢島町の私の事務所で講演と交流会を行いました。

講師は福島からの移住者の支援と、有機農業への取り組みとの両輪で活動している岐阜市在住の小森真人さん。

度々訪れている福島県飯舘村の映像を写しながらいろいろな角度から今回の原発事故を問う形で話されました。

ショックだったのは現地の馬たち飼い主が殺傷するのは偲びがたいとの思いで、飼育を続けながらも、馬たちは被曝の影響か、けいれんを起こしている状況や、体力が続かず亡くなっていく現状にやりきれなさを感じました。

エサも放射能汚染され十分ない中、何も言わず息絶えていく動物たち、生態系への影響、私たちの次の世代の子どもたちへの影響、地球規模のダメージを、当事者の私達がもっと自覚せねばいけないと思います。

そんな中、日本を代表する安部総理がオリンピック招致の最終プレゼンテ―ションで「福島原発事故は完全にコントロールしている」とアピールしたことにはウソを堂々言って、世界に発信している!!!とあきれるやら、それを許している今の日本の状況をしっかり見つめねばと改めて思いました。

今何が解決しているのでしょうか?誰が何の責任をとったのでしょうか?政治とは何を柱にすることなのでしょうか?「本当に大丈夫なの?」子どもたちに質問された時、私達大人はどう責任をもって答えられるのでしょうか

でもこの苛立ちや疑問を抱え、多くの方と話し合い、次のステップのエネルギーにしなければと思っています。

後半の交流会ではエネルギーの在り方、私たちの生活の仕方、政治を変えていくには…。など活発な意見が出され、時間が足りませんでした。

一人ひとりの貴重なご意見、少し長くなりますがご紹介させて頂きます。

最後に、今回の講師の小森真人さんも原発問題への堤題をされる今月19日の「槌田敦さんの講演会」をご案内します。
貴重な機会です。ぜひご参加を!


交流会、出席者のご意見

・国は今後何十年もかけ、福島の被災者救援に力を入れるべきだ。被災地の原発被害の現状が不透明、甲状腺がんの状況など正確な情報をもっと出して欲しい。

・国策で責任を取る人がいないのはおかしい。安部首相のオリンピック招致のプレゼンテ―ションでの「福島原発事故は完全にコントロールしている。」の発言は不誠実で腹立しい。

・各地の使われていないゴルフ場を被災者の新しい居住団地場所として活用するなど、大胆な発想が必要だ。原発の汚染水は10万dタンカーに運び、別のタンカーには汚染水をかくはんしてきれいにする機械を設置し、処理してはどうか。

 多くの国民(株式会社 ドワンゴ 全国127万人調査 2012年7月20日〜8月8日の調査で70%)が今後原発を全廃すべきと思っているのに、国の政策は原発を輸出するなど、逆行している。選挙制度を変えないと、国民の声が無視される政治となってしまう。

・脱原発に国はどうして取り組まないのか常に考えている。

・ベクレル、シーベルトなど原発用語がむずかしく、どの程度危険なのかが実感できない。

・北方領土の元島民として先日国後島を訪れたが、ロシア人の多くから日本の原発を危惧する声を聞いた。

・原発の事故処理など、次から次に問題が起き、モグラたたきをしているような気がする。政治家が、市民感覚で私人として活動せねばいけない。政治家の誠意が感じられない。

・事故をおこした東電は社員の給料も下げない。存続している。東電が責任をとらないのは納得できない。

・一連の原発問題の対立は人間性が問われる闘いだ。

・東日本大震災で被害にあった人達に元気でいてもらいたいとTVの報道を通じてしみじみ思います。それだけは言いたい。

・被災地から離れた所にいますが救援策がハイスピードで進み、平安な日常に戻りますよう毎日祈っています。

・息子は関東にいる。被災地の問題を身近に感じている。

・原発は日本に54基ある。どこで何か事故がおきてもおかしくない。民間人の私たちの生きていく姿勢として相互扶助の気持ちが大事だ。自分の生活を考えるきっかけとして原発問題を考えている。

・事故の対処方法より、根本的なことを国が考えねばいけない。福島の人達はどんどんお互いの気持ちがバラバラになっていっているのではと思う。
福島は住むには安全な場所ではない。そこから目をそらさず、国はしっかりとした移住政策をとるべきだ。エネルギーの問題ももっと議論し、原発不要の意識を広げていかねばと思っている。

 「土田敦さん講演会 in ぎふ」
  〜槌田敦さん 福島原発事故を語る〜
 「これでも科学技術か!?」


 日時: 今月19日(土) 13:00 開場 13:30 開演
 場所: 円徳寺 (岐阜市神田町6丁目)
      金宝町バス停すぐ前
      参加費  1000円

 15:50〜 *小森真人さんの堤題
 「原発はエネルギ^の問題ではない。わたしたちの生き方そのもの が問われてる!」
 16:40〜 ディスカッション
 17:40  閉会

   
   
 連絡先  小森  090−9859−2296

 






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posted by 高橋かずえ at 10:16| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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