大垣市で開かれた佐々木るりさんの講演を聞かせて頂きました。
佐々木さんは福島県二本松市在住で子どもたちを被曝の影響から守ろうと、NPO法人二本松を夫と共に立ち上げられました。この中で、食品放射能の測定、子どもたちの県外保養、内部被曝検査、などにとり組まれています。
また園児の母たちと「ハハレンジャー」を結成し、全国から送られてくる野菜支援の青空市場の開催など幅広い活動をされています。
「ハハレンジャー」Tシャツ
安全な野菜の供給場所として大垣も大事な拠点となっているようです。福島に住む人だから語れる現実の厳しさ、矛盾、憤りが静かに伝えられ、集まった200人以上の方達はじっと聞き入っていました。
様々な報告の中で、新陳代謝が激しい子どもへの食品の安全性、一時的にでも自然環境のよい所で静養することが大事であることを知らされました。
この夏休み、県内の様々な場所が保養の受け入れ場所となって交流が行われます。地道な活動をされている地域の方達に感謝します。
佐々木さんは最後に「原発事故から2年が過ぎ、国から見離されているのではと孤独な気持ちで暮らしている人が多い。県外の人の支援が心強いです。しかし、事故の責任が取られていないのはおかしい。どうしてもこのことは伝えたい」と言われました。
きのう、岐阜市でも短い時間、弱い地震がありました。福島の問題は皆の問題、うやむやにはできないと改めて思いました。
2013年07月19日
福島からの声・佐々木るりさんの講演
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こういった活動から離れてしまいましたが、又
何かやろうと思っています。
頑張ってくださいね。
福島の現実を知るにつけ、社会の在り方の矛盾を感じ、
皆と活動しなければと思います。(微力ながら)
今後ともよろしくお願いします。