きのう(12日)岐阜市少年センターが募集したボランティア補導に参加しました。少しでも青少年の実態を知りたいとの思いからです。
朝日大学の法学部の学生7人を含む24人が、補導員と共に、6つのグループに分かれ、柳津のカラフルタウンと茜部のゲームセンターを巡回しました。
カラフルタウンのゲームコーナーをゆっくり回ったのは今回が初めてです。ゲーム機の種類の多さにびっくりしました。
「18才未満は保護者なしでは入れません。」という注意書きが入り口にありました。しかし確かに親御さんは近くにいても、育ち盛りの小学生が大人と同じように、ゲームの画面に集中している姿には違和感がありました。
有料なのですから金銭を律する気持ちも含めて、将来も大丈夫なのか、心配になりました。
茜部のゲーム―センターにはボーリング場もあり、多くの若者がグループで楽しんでいました。
中に、タバコを吸っている若者もいました。
補導員は親しみやすい笑顔で近付き、「楽しそうでいいわね。年齢はいくつなの?免許書見せてくれる?」「ありがとう。ごめん。若く見えてね。明日成人式?おめでとう!同級生同士なの?いいね」と若者に溶け込むような受け答えをしていました。
決して取り締まるのだということでなく、非行から守りたいというメッセージが自然体で伝わってきて、さすがだなと感心しました。
いろいろなレジャーがあって息抜きやリフレッシュできるとは思いますが、騒音とタバコの煙の中をぐるぐる歩きながら、青少年の時期だからこそ、多様な環境、居場所づくりが必要ではないかと考えました。