私もメンバーとなっている「さよなら原発ぎふ」がよびかける脱原発を訴えるパレードをきのう15日、金公園=JR岐阜駅前―ドンキホーテ前―金公園のコースで10:30〜11:30行いました。参加者は250人でした。
去年の6月11日から3ヶ月ごとに行っていて今回6回目となります。
できるだけ多くの人に参加してもらえるようにと、今回はヘリウム風船を子どもたちを主にプレゼントしました。
「さよなら原発ぎふ」では今年3月3日に福井県敦賀市美浜原発近くの水晶浜から原発で放射能漏れの事故が逢った時を想定した風向き調査のため、風船を飛ばした経験があるため、スムーズに風船をふくらませることができました。
パレードに先だち、10時からセレモニーがあり、司会をしました。
この中では福島県田村市からお子さんと共に去年9月から避難生活をされている吉田優生(まさき)さんも「政府は情報を的確に出さず、混乱した。子どもの健康を第一に避難しました」と挨拶されました。
今回、各市や町の首長にパレードへのメッセージを依頼しました。お寄せ頂いたのは@ 関市の尾関健治市長 A 高山市の國島芳明(みちひろ)市長 B 瑞穂市の掘孝正市長 C 池田町の岡崎和夫町長 D 笠松町の広江正明町長 E 北方町の室戸秀夫町長でした。
どなたも脱原発への思いを率直に伝えて下さいました。
10日には岐阜県が敦賀原発の大事故を想定した被害予測調査の結果を発表し、影響の可能性がある自治体の人口は157万人(県総人口 約200万人)という指摘の中、それぞれの市町の首長がどう取り組むのかは、待ったなしの重要な課題となっています。
そして14日には政府のエネルギ―政策の方針「2030年代に原発稼働をゼロにする」との発表がありました。初めて脱原発の文字が明文化されました。
しかしです、15日午前には、枝野幸男経済産業相は青森県の大間原発など建設中の原発について「建設中の原発は容認する」と発言しました。
あのーこれでは政治が信頼されないのは当然となってしまいますよね。あやふや、分からない脱原発への筋道、まったくとぼやきたくなります。
でもきのうのパレード参加者の思いを今後の活動の共通の力にしていかねばと思っています。