被災地の子どもたちを取り巻く状況を伝えたいとの思いで友人2人と企画し、「子どもたちを放射能から守れ」のDVD上映会を27日(日)に柳ケ瀬あい愛ステーションで行いました。参加者は16名でした。
このDVDは元小学校教員の湯本雅典さんの製作で放射能汚染の危険から子どもたちを守ろうと活動している親たちや教師を撮影したものです。
40分ほどのもので、上映後、参加者と意見交換をしました。
参加者からは
・マスコミ報道では分からないことが多いので参加した。子どもたちが安心して外で遊べない状況がかわいそうと思った。
・現在の問題として「市町村でのがれき処理の問題をどう考えたらいいのか」との質問もありました。
そこで、週刊金曜日2011・10・14号掲載の環境ジャーナリスト・青木泰氏の記事から「広域処理方針のせいで仕事がまったくない。地元の雇用に結びついていない」という岩手県民の声や、
東京都と東電子会社が被災地がれきビジネスで焼け太り、税金から都1億円、東電140億円の処理費が払われるという資料を基に意見交換しました。
また放射能拡散の影響を調べようと「福井の原発からの風向き調査プロジェクト」に参加した方も会場にいて、3月3日に福井県美浜町の関西電力美浜原発近くの水晶浜海水浴場から1千個のふうせんを飛ばしたことの説明も受けました。
現在99個の風船の落下が確認できる地図も配られました。ふうせんは2〜3時間で不破郡垂井町や、揖斐郡池田町、可児市、岐阜市に落下していました。130`離れた瑞浪市釜戸町でも発見されています。
私も同じ場所で24年前3月にふうせんを飛ばした時に参加しましたが、状況は同じようで今回も濃尾平野一帯に影響があることが分かりました。
岐阜県も原発風下地域であることを多くの方と話しあっていきたいと思っています。
柳ケ瀬という場所で、いろいろな年代の方達と自由に話し合えたらという思いで企画しましたが、初めての出逢いの人達が率直に話し合えたのは貴重なことと思いました
5/1更新 風船落下地点地図-A3 (短縮url:http://p.tl/YOh6-)
さよなら原発 ぎふ
2012年05月30日
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