2012年03月20日
黒塗りの事業計画書 ー産業委員会を傍聴してー
13日にもお伝えした長良川うかいミュージアムの資料として提示された、項目以外わからない真っ黒の指定管理者の事業計画書。
一般質問で3人の議員から指摘されたように、素朴にどうやってこの資料で審議できるのだろうかと疑問に思い、19日の産業委員会の質疑を傍聴した。
市長答弁では非公開の委員会にし、そこで資料を公開するということだったが、変更され、公開ではあったが資料公開は十分ではなかった。
委員からは少し情報は黒塗りから増えてはいるがキャッチフレーズの羅列で予算的なことは何も書かれていない。今後とも他の指定管理者の資料が黒塗りで出てくることに繋がらないかなどの指摘があった。
一方で、情報公開の在り方は別の機会にして、出された資料で進めなければ、審議が滞るとの意見が複数の委員から出された。追及が甘いと思った。
傍聴は記者以外は私のみで、うーん、正直、今後もしっかりこの件の動きに注目し、多くの人に情報公開の在り方がこういった状況でいいのかそれで審議されていいのか伝えていかねばと思った。
委員会では議員の資質が伝わってくる。41人全ての議員を一般質問だけで知ることは難しい。委員会の傍聴が増えるような議会改革も必要と思った。
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