きょう午後行われたぎふ発信 しゃべり場 2012 これからをどう生きる〜震災と原発を通して〜というトークの報告をします。
会館を利用する女性グループでハートフルネットぎふという実行委員会を作り、このしゃべり場の企画の準備をしてきました。私も関わっています。
このしゃべり場=トークのルールは人の話を否定しない、一人2分以内、男女共同参画の視点で語り合おうということで、2時間近く話し合われました。
冒頭、私は去年7月に石巻市など被災地を訪問し、ボランティア活動をしたことの報告をしました。
主に被災地の人々と繋がろうと思うこと、関心を持ち続けることの大切さを伝えさせて頂きました。
男性5人を含む80人ほどの参加があり、全員がそれぞれ、生き方や家族の状況など率直に話して下さり、考えを深めることができたのではと思います。
ハートフルスクエアーG
所属するグループ活動の報告や女性を対象とした電話相談から、
避難所で女性がレイプなど性被害にあっていることや、
避難所の運営管理者に女性がいないことから生理用品などの不備がいいずらく、皮膚病などに悩む人が多くいた、
被災によるさまざまなストレスから夫が妻に暴力をふるう例なども多くおきていること、などが報告されました。
パネル「防災に女性の視点を!」
パネル「こまやか支援」
被害届も出しづらく、マスコミにも取り上げられることが少ないこういった現状を踏まえ、さまざまな場、政策を決定できる場にもっと女性が参画できるシステムを作る必要があるという意見も出されました。
そしてこういった異常時には、女性が性被害を含め暴力を受けることが、外国の戦場などでもおきていることなどについて、
男性がもっと認識していくシステム作りが必要という意見があり、共感しました。
一つ一つが大きなテーマですが、女性も男性も自分らしく活き活きと生きていける社会にしていかなければと思います。
そのためにも、もっと女性の視点がさまざまな政策に採り上げられ、実行されていくことが新しい価値観を生み出すことに繋がると思います。
私も、もっともっと女性グループの方達と絆を深め、力にしていかねばと思いました。
ご報告をいつも楽しみにしています。
和江さんの事務所での、図書館についての意見交換の話も、また是非教えてください。