本巣郡北方町で有機農業に携わっている方の呼びかけで、
地元の方や岐阜市などから子供連れの方など幅広い年代の人が参加しました。
最初に長野県飯田市で市民が立ち上げた
おひさま進歩エネルギー(株)代表取締役社長・原 亮弘氏のお話を伺ったあと、質疑が行われました。
この会社の特徴は「市民出資」という手法で、
市民が一口10万円で共同出資し「おひさま市民発電所」を作ったことです。
2009年からは、個人宅の屋根にも初期投資0で設置する
「おひさま0円システム」を開始しています。
(詳しくは「おひさま進歩エネルギー」のブログhttp://blog.canpan.info/ohisama-shinpoをご覧ください)
福島第一原発のあと、脱原発への大きなうねりが生まれていますが、
反対だけでなく代替案への活動もしていかねばと、
小水力発電や地中熱利用へのとりくみが県内でも多くみられます。
きょうの参加者も何か次に向かって市民の立場からやれることを探りたい、そんな様子を感じました。
原さんは途中何度も「前提として再生エネルギーに取り組むという強い意志をもっているかどうかで、課題は解決していきます。」と発言され、
地域連携による太陽光発電システムへのこれまでのご苦労と、
合わせて参加者へのエールと受け取りました。
再生エネルギーの電力供給量は現在、水力を除くと、わずか1%にすぎませんが、
再生可能エネルギーに関して、日本は高い技術があります。
市民や企業の多くが再生エネルギーに真摯に取り組むことが次の大きなステップにな
ると思います。
この研究会は今後連続で開かれる予定とか、私も学ばせて頂きます。
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