2011年10月02日

映画「沈黙の春を生きて」


きのうで大学のスクーリングも終わったので、東京は神保町の岩波ホールで上映中の、「沈黙の春を生きて」を観てきました。


ベトナム戦争では、アメリカ軍がゲリラの隠れ場所をなくすため、枯葉剤を散布しました。枯葉剤には人体や自然環境に大きな影響を及ぼすダイオキシンが含まれていて、その被害は35年後の今も続いています。

坂田雅子監督は、3年前の「花はどこへいった」に続き、今回はこの被害について映像化しました。

アメリカ帰還兵の娘(片足と指が欠損して生まれた)が父の戦場だったベトナムを訪れ被害者と交流をする姿を追っています。
 

枯葉剤の傷跡が多くの家族、人々の生き方を変えてしまったことを正面から取り上げ、放射能汚染問題も同じ危険性があることを、50年前のレイチェル・カーソンの警告と重ね、訴えていることを感じました。

映像の力、ごまかしのできない現実、とりかえしのきかない一回の人生、さまざまな思いが心の中を行き交いました。


福島原発の放射能漏れで不安で苦しむ現地の人々、そして今では地球規模で取り組まねばならない事態の中、特に閣僚の方々に観て頂きたい映画です。

真摯にこの映画と向き合って、生命そのものを変えてしまう放射能から市民を守る手段、を責任感をもって執行して頂きたいと、強く思います。

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posted by 高橋かずえ at 00:00| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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