2011年07月16日

大西暢夫さん、震災被害報告


岐阜を想う会主催の講演会に参加しました。

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講師は現在、岐阜新聞で「東北沿岸600キロ」というタイトルで
震災報告を連載されている大西暢夫さん。


大西さんは映画監督、ドキュメンタリーカメラマンとして活躍されて
います。

著作も、

おばあちゃんは木になった

徳山村に生きる

など、絵本も含め多く出版されています。


映画では、

水になった村

で、ダムに沈む直前まで徳山に住み続け、現在本巣市に住む
広瀬ゆきえさん(93才)の生きざまを、何年もかけて取材した
ドキュメンタリーがあります。

この映画を観て、村の人々が大西さんのカメラの前では心を開き、
家族同様にやりとりされているのが本当にほほえましく、信頼されて
いる方しか撮れなかった作品だと、思いました。

 

大西さんは現在揖斐郡池田町に在住、東日本震災直後から現地を
取材されています。

被災地でも特にひどかったのは宮城県石巻市、東松島市だったと
話されました。

石巻市から帰ってまだ1週間もたたない私が、現地を回った時に
感じた思いが、大西さんの肉声と重なりました。

「水」の力、津波の瞬間の強さは、車にぶつかるより強いのでは。

水はどんな形にでも変えて入ってくる、コップの中、トイレの中にも
入ってきていた、と、水の威力の影響を語られました。

全国のダム予定地をこまめに取材されていることが、この「水」への
視点に繋がっているのでは、と思いました。

安置所での様子は、少しふれられただけでした。

語ることをためらわれる状態だったことが、大西さんの、気持ちを
抑えた、静かな姿勢から伝わってきました。


被災地への支援は誰かがやる、ではなく、それぞれの役目を
見つけてほしい。

大西さんのメッセージと思いました。


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posted by 高橋かずえ at 23:00| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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