岐阜県が、来年度から5年間の予定で導入を目指す、
森林・環境税の制度案が、きょうからホームページで公開されて
います。
http://www.pref.gifu.lg.jp/sangyo-koyo/ringyo-mokuzai-sangyo/kanren-joho/zei/seidoikenbosyu.html
今月31日まで県民から意見を求め、本年度中に税条例の改正を
目指すということです。
案によりますと、税額は個人が年千円、県内に事務所がある法人は
資本規模に応じて年二千円~八万円。
県民税の均等割りを支払っていない人は、対象外ということです。
5年間で見込まれる税収は60億円。
具体的には間伐材の推進、里山林の整備、公共施設での県産材の
利用促進など、ということです。
手入れがされない山林の問題。
植林が、杉、ひのきなど常緑樹が多いため、実のなる広葉樹が
少なくなり、熊など野生動物と、人との住み分けが難しくなり、
生態系に影響が出てきていることなどへの解決への足がかりと
なりそうで、期待しています。