様々な方面で、コロナ対策が進められる中、昨日(29日)岐阜市本荘小学校・体育館を活用して新型コロナウイルス感染症対策に取り組む防災訓練が行われました。
政府は災害防災基本計画を29日改定し、避難所の過密を抑えるなど感染症の観点を取り入れた対策を盛り込みました。また備蓄するのが望ましい物資にマスクと消毒液が加わりました。
訓練では妊婦さんや車椅子での避難者もいるという想定で受付から避難所までの誘導が行われました。受付は感染が疑われる人と健常者の受付を離し、シートで囲まれています。避難者は、一人ひとり体温の測定を受け、感染が疑われる人は他の人と接することなく別の棟へ案内されます。
避難所は3密を避け通路は2b開けてテントを設置。またウイルスの飛沫から身を守るため床から最低でも20センチ上にベッドが設置されました。スチール椅子と組み合わせた段ボール素材のアイディアベッドも設置されていました。そして窓は開放です。
参加された方からは
〇受付が全て男性で身体の状況を伝えるのに同性の女性がいて欲しい、
〇心が不安定な障がいのある方などへの対応など普段から地域の人々に知って頂くことが必要
〇間隔をとるため、避難所の拡大策が必要など様々な意見が出されていました。