所属する岐阜市議会無所属クラブ(4人)で8月20日、岡山県瀬戸内市の「太陽のまちプロジェクト」を視察しました。
瀬戸内市の錦海湾に堤防を造成し、2002年まで40年間塩田として活用されてきた跡地を瀬戸内市は2010年に獲得しました。堤防を継続させ市民の安全を守るためでした。
この跡地利用を公募した結果「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」が落札し、地球温暖化防止、自然との共生などをキーワードに日本で最大級のメガソーラーを設置し昨年2018年11月から運転を開始しています。
面積は約470ヘクタール、このうち約260ヘクタールに太陽光発電所が設置されています。パネルは約90万枚、写真では広さが十分お判りいただけないと思います。見渡す限りソーラーのパネルが広がっています。水深に変化をつけて多様な水性植物の侵入を促す錦海ハビタット、16ヘクタールも整備され、カモなどの水鳥や野鳥も飛来しています。遠くに鷹?をみかけました。写真でわかるでしょうか?また微生物や野鳥の住み家を残そうとこれまでの塩田の形をできるだけ損なわないようパネルはある意味凸凹の方向になっています。(土台はコンクリートで固定されています)
発電出力は最大約235メガワット、国内最大規模級のメガソーラー発電所です。
総事業費は1100億円、貸付期間は20年間、貸付料は年額4億円
地球温暖化防止への挑戦!官民の連携によるプロジェクトです。
大きな刺激を受けました。