2018年12月14日

さよなら原発パレードinぎふ

福島原発事故後、脱原発を目指して20116月から3ヶ月ごとに「さよなら原発パレードinぎふ」を実行委員会の仲間と共に行ってきています。

31回目となった129日の今回のテーマは

「フクシマ原発事故、避難者の苦しみ 今も」

やめよう原発!とめよう再稼働!

JR岐阜駅南の清水緑地を出発し、市内1.2`をパレードしました。出発前の集会では福島県南相馬市から避難し岐阜、愛知で生活をしているお二人が事故から7の思いを率直に話されました。



ご了解を得て全文を紹介させて頂きます。



岐阜県の皆様には震災直後から 見ず知らずの私たち家族に暖かく接していただき ご支援をいただき 心から感謝しております。いつもいつもありがとうございます。



私は福島原発訴訟愛知岐阜の原告になっております。

先月末 原告本人尋問は終了しました。

ここにおいでの方の中で 尋問の傍聴に行ってくださった方もおられると思います。

緊張と不安で証言台に立つ私たち。傍聴席に座る方々の応援が頼りでした。この場を借りて名古屋までおいで下さった方々や関心を持っていただいていた方に感謝申し上げます。


原子力緊急事態宣言はまだ継続中の日本で 原発再稼働などありえない。

原発稼働してからたかだか50年。

その間 日本国中に何基原発が建てられましたか?

たった50年動かしただけなのに 使用済み核燃料の管理が10万年ってどれだけ子孫に負担を強いるのですか?

私の自宅敷地内の土壌は平米あたり35万ベクレルの汚染が確認されています。

そこに帰って住めという国の方針に従わない私は 非国民ですか?



国の代理人は「どのくらいの線量なら帰りますか?」と聞きます。

これは空間線量の問題ではない。原子炉内でしか存在しなかった放射性物質が生活環境内にあるのです。我慢して受け入れろと圧力をかけてきます。

しかし健康被害は自己責任です。帰るなら自分で被爆を管理しろと。


農業再開のための住民説明会で住民からこんな質問が出ました。

「自宅から畑に行くのに林を通らなければならないが 林の線量が高い。どうしたらいいか」

環境省の官僚がこう答えました。「息を止めて駆け抜けてください」

なんのコントですか?毎日畑への往復に 息を止めて駆け抜けろと?なぜ除染を徹底的にすると言わないのか?こんな原始的な対応しかできないのに 帰れ帰れと言われます。


今年の夏 私の甲状腺に結節があることが確認されました。そして甲状腺自体も橋本病という聞いたことがない病気におかされていました。子供たちの甲状腺にも嚢胞があります。私は 初期被曝を疑っています。



この不安 誰が責任をとってくれますか?

この先 私の病状が悪化したらこの先 他の健康被害が発覚したら

ずっと不安を抱えたまま 生きてゆかねばならない。橋本病は完治しません。



ひとたび福井で もしくは浜岡で深刻なトラブルが発生したら ここ岐阜も無傷では済まないでしょう。

今の私は 未来の岐阜県民の姿なのかも知れません。

そうならないために もう原発は要らないときっぱり断りましょう。

ここにいる一人一人が 自分の意思を持って 原発再稼働は反対だと言い続けましょう。誰にも聞こえなくてもいい。大事なのは 流されないこと。



福島原発は震災後から全く変わっていない。むしろ悪化している。

増え続ける汚染水。行方不明の燃料デブリ。

そして 214人にもなってしまった小児甲状腺がんの患者。

未だに 誰も責任を取っていない原発事故の原因は解明されていない。

使用済み核燃料の最終処分方法はまだまだ開発されていない。

日本は原子力を手放すべき。原子力はもう破綻している。


その事を強く主張し 私のスピーチを終わります。

ありがとうございました。



原発事故損害賠償請求訴訟愛知岐阜の本人尋問、専門家証人尋問は名古屋地裁で11月に数日に分けて行われました。私は1116日に傍聴しました。



原告の皆さんは慣れない裁判所での発言にご自身を奮い立たせるような様子で避難に至った思い、そして国や東電への責任を訴えていました。育ち盛りの子どもに外で遊ぶなと言わねばならない放射線への恐怖を話される時には絶句されました。人ごとではなくこれが現在の状況です。



本人尋問が終わり、312日午後2時から結審です。裁判長宛てにハガキに一言意見を添えて投函を原発事故避難者の会・愛知が呼び掛けています。ハガキには原告のお子さんが描かれた笑顔の家族が載せられています。

(投函は2月末まで。問い合わせも原発事故避難者の会・愛知まで)
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posted by 高橋かずえ at 02:58| 岐阜 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする