2017年04月05日

音声認識(UDトーク)の普及を

 

      

スマホ(タブレット)の機能も発達してきています。このスマホのアプリに聴覚障がい者のコミュニケーションを支援するUD(ユニバーサルデザイン)トークがあるのをご存じですか?

 

UDトークには、音声認識による字幕表示、多言語翻訳(日本語外国語、外国語日本語)、音声読み上げ、などの機能があり、様々な人や場面でのコミュニケーション支援が出来るアプリです。

 

例えば教育現場では、聴覚障がい、視覚障がい、発達障がい、学習障がい、外国籍の生徒など、さまざまな児童生徒への支援が期待できます。そのため、学校や市の施設での導入が進めばと願っています。

私がこのUDトークを知ったのはUDトークサポート養成講座の講師を依頼されたのがきっかけです。発声、発音が間違っていると文字化も間違ってしまうので、話した内容をその場で「リスピーク」するサポーターも必要になるケースがあり、発声、発音を正確にするための研修にしたいとのことでした.

 

 アナウンサー時代の研修教材を使って交流も含めた研修会となりました。参加されていたのはお子さんが難聴であったり、またご本人が中途難聴者で、手話を習得するのが難しい方、また要約筆記の活動をしている方、大学で福祉を専攻している学生も何人かいました。

休憩時間には自然に円座になって率直な思いが語られました。

 

聾学校へ通う小学2年生の難聴のお子さんの親御さんからはお子さんの日常を伺いました。娘さんは普段テレビも映画も字幕付きで見ていて、読書も好きだということですが、この子にとって一番わかりやすい方法は補聴器での音声に対応した字幕が付くことで、手話では十分な理解ができないと話されました。

 

またもう一人のお母さんは、親、あるいは教員が手話通訳して小学1年生の娘さんに情報を伝えているが、手話通訳ではある程度は情報が得られるが、その情報が残らないため、後で確認することができず、困っているとのことでした。

 

UDトークを使うと文字により情報が得られ、読み直すこともでき、聴覚障がいの子の学習意欲につながると、導入への期待を述べられました。

 

難聴障がいの方は国内で数百万人以上いるといわれています。また聞こえの状況は千差万別で筆記や手話、要約筆記だけでは不十分であること、スマホのアプリの高品質化が進む中、まずは教育の現場でのUDトークの導入の早期実現を働き掛けていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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posted by 高橋かずえ at 15:00| 岐阜 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする