4月10日は女性参政権行使記念日。市川房枝さんら多くの女性の勇気ある行動が実現への扉を開いてくれました。今年は71周年の記念日です。
この日、「政治分野における男女共同参画推進法案」の成立を求めて衆議院第2議員会館に160人を超える人が集まりました。
この推進法案は9条からなり、
第2条では
衆議院、参議院及び地方議会の選挙において男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指して行われるものとする。
第4条には
政党その他の政治団体の努力が掲げられています。
日本の女性議員比率(衆議院)が193カ国中、164位という中、スピード感もってこの法律成立に取り組むことが必要と思います。
この法案成立にはクオ―タ制を推進する会(Qの会)のロビー活動や衆参国会議員に働きかける「院内集会」、法的クオ―タ制の可能性を探る「勉強会」等の地道な活動がありました。この日までに61の団体が賛同団体に名を連ねました。
私も所属する岐阜市女性問題連絡会から参加しました。連絡会では党派を超えてさまざまな女性問題に取り組んでいること、また私自身が記念日と同じ71年を重ねてこの場にいることを誇りに思うと自己紹介しました。
「議会で、職場で地域で女性の活躍がもっと広がるためにこの法案が第2の参政権誕生になるように」、と力強く発言された樋口恵子さんの言葉が
会場の女性の気持ちを代表していたと思います。