2015年09月07日

放課後等デイサービス

障害のある子どもに放課後を過ごす場を提供する「放課後等デイサービス」が全国で広がっています。
制度が始まったのは2012年、岐阜市でも今年2月現在、26の事業所があり、327人の子どもが利用しています。事業所の運営主体は社会福祉法人やNPO法人など様々。遊ぶだけでなく学習やダンスの指導をする所など、内容も幅があります。
夏休み中に見学させて頂いた岐阜市内のマンションの1室では、午前中公営のプールに行って,帰ってからはおやつ作り、手作業での夏休み作品作りなど楽しそうに10人ほどの子とスタッフの方が家族のように和やかなやりとりをしていました。
もう1ヵ所、関ヶ原病院内に今年4月オープンした「はびりす」も訪問しました。子ども・若者支援ネット岐阜主宰の南出吉祥岐阜大学准教授の呼びかけです。このネットは子ども・若者が伸び伸びと育っていける地域づくりを考えていこうと月1回定例会を開いています。8月は課外例会ということになりました。
会員の関ヶ原病院、理学療法士の方がこの「はびりす」を周りの方に働きかけ今年4月に立ちあげました。ここが病院の中?と思うほど、明るく、楽しい仕掛けが随所にされていて、地域の障がいのない子も来てにぎやかとのこと。あいにく夕方からの見学で子どもの姿はありませんでしたが代わりに子ども心に還った見学者が遊具を楽しみました。「障害の有無に関わらず意味の溢れる暮らしを描いていこう」との趣旨で、ビリヤードあり、カフェあり、さをり織り機あり段ボールの家、らくがきコーナーなど工夫されていました。
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見学者の一番の人気は次に写真で紹介する「スパイダー」、固定された柵に、伸縮性のあるロープをつなぎ、身に着けたベルトにそのロープを様々な角度からつなげます。ロープの力で空中に飛びあがってもバランスを崩して倒れることはありません。
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重度で地面に立ったことがない子でもこの装具をつければ立つことができます。最初試みた子は床に足を下ろすことに躊躇し慎重にそっとそっとつま先を下ろしたとのこと。
これらの機器を見た時、この「はびりす」の目指していることの大きさを感じました。区別でなく共に、子どもの成長を願っての試み。多くの人に知って頂きたいです
posted by 高橋かずえ at 00:31| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする