おりしもきょう27日は「外来種被害防止行動計画」が発表された日でもあり、興味深く聞かせて頂きました。
この行動計画は平成22年、名古屋市で開かれた生物多様性条約第10回締約国会議で採択された目標、「2020年までの短期目標、生物多様性の損出を止めるために効果的、か緊急な行動を実施する」に沿って作られました。
向井氏は日本の生態系などに被害を及ぼす恐れのある外来種リストから岐阜県に定着した特定外来生物を紹介する中で、今何が起きているのかを正しく知らないと何もできないと強調されました。そして生き物を外に放す人が一番悪い、地域の自然を守るためにも、早い対策が必要と話されました。
外来種駆除は地道な活動です。多くの人たちの理解と協力がなければ手遅れになってしまいます。生態系は微妙なバランスで守られていることの貴重さを感じました。