2014年05月25日

罪を問われた障がい者の地域移行・定着の実践〜雲仙・虹施設長 前田康弘氏の講演

この長いタイトルの講演を羽島市で聴きました。
 
罪を犯した障がい者を表す、触法障がい者という言葉も恥ずかしながらこの講演会で知りました。もっと現状を把握しなければと思いました。
 
講師の前田康弘さんは障がい者が罪を犯してしまう社会的背景や、「普通に生活したい」という当事者の願いを一緒になって模索しながら活動してらっしゃる日常や、司法から福祉への移行がいかに必要かを具体的に話して下さいました。
 
福祉の視点がないまま長い期間拘束されてきた方々の思いを、静かな怒りとして言葉を選びながら話される前田さんの温かなお人柄が伝わってきて胸がいっぱいになりました。
 
厚生労働科学研究「罪を犯した障がい者の地域生活に関する研究」の2006年〜2008年度の刑務所のなかの実態調査で、知的障がい者や高齢者は全体と比べ、再び刑務者にもどってくるまでの期間が短いこと、療育手帳を持たず、帰る場所もなく、手だてのないまま出所して元の生活に戻り、同じように軽微な犯罪を繰り返しおこしてしまうということなどがわかりました。
 
社会会福祉法人として全国出初めて取り組んだ更生保護施設「雲仙・虹」のHPをぜひご覧頂けたらと思います。
posted by 高橋かずえ at 09:23| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする