公務員の非正規化が進む中、このことを疑問視する質問が複数の議員から出されました。
岐阜市役所では現在、正規職員3770人(来年度は1人増)、非正規職員は1150人(来年度は64人)、3人に一人は非正規雇用とのこと。
官製ワーキングプアという言葉のように、雇用期間も短く、報酬も少なく、正規との格差大きい中、チームで仕事をする上での心の葛藤などもあるのではと思います。
来年度スタートする「岐阜市子ども、若者総合支援センター」は総数102人のうち正規は27人、嘱託61人、臨時職員14人になるとの説明でした。
一人一人の子ども、若者の自立を支援する立場の職員が不安定雇用という矛盾。
専門職を正規で育成し、部署によっては異動の対象から外すなどの是正が必要と思います。
それが市民へのサービスの充実に繋がると思います。
来年夏には新図書館がオープンになりますが、現場のサービスにあたる職員はほとんどが非正規の方です。個人的に図書館司書の資格をとられた方が多く、意欲的に仕事に取り組んでらっしゃるのを感じます。
建物だけが先端をいくのではなく、雇用の面でも意欲をもてるよい環境になることを願っています。