2014年02月06日
公務認定求める裁判傍聴
2007年に岐阜市職員の伊藤哲さんが市庁舎から飛び降り自殺したのは過労や仕事でのストレスが原因として、伊藤さんの妻左紀子さんが地方公務員災害補償基金を相手取り、
「自殺は公務外」と判断した処分の取り消しを求める訴訟の第三回公判を傍聴しました。
自殺された直後、目の前をタンカーに載せられた伊藤さんが通り、心が痛みました。その後のさまざまな情報からこの事件はしっかり見守っていかねばと思い、傍聴を続けています。
岐阜放送の記者時代から取材のため、傍聴することはあってもあの高い裁判長席を見上げることには毎回、抵抗がありました。
今回今年1月に完成した新庁舎での公判は傍聴席の座席もきれいなブルーでクッションもよく、何よりも裁判長席が床より、30センチ?程高いだけで違和感がなく身近に感じられました。
裁判用語はわかりづらく、公判後、県弁護士会館で開かれた「伊藤左紀子さんを支えるみんなの会」の集会で担当の弁護士さんから解説を受けやっとわかりました。
専門言葉ももう少し分かりやすくなればと思いました。
岐阜市役所職員の方達の心のケアは大丈夫なのか、対策はとられているのか、気になります。
不幸なことが続かないよう、この裁判を教訓にしていくことが大事と思い、今後も関わっていきたいと思っています。